北海道では、アイヌの人たちが和人によって、ひどい差別を受け続けていた明治時代。このたびは、そんな明治時代以降の出来事を紹介していきたいと思います。
これまでたくさん色々な“ジャンル”の歴史を紹介してきました。しかし、まだまだ“北海道の歴史”はたくさんあるのです^^!!
その中でも、今回は“北海道の代表的なお菓子”「白い恋人の歴史」についてお話したいと思います^^♪
北海道へ行ったことがない人でも、きっと“お土産”で頂いたことがあるハズ・・・!!そのぐらい“定番化”しているお菓子の一つ!!
サクサクの“ラングドシャ”が二枚・・・その間に、相性抜群なホワイトチョコレートがサンドしてあるのは皆さんご存知だと思います。実は、このホワイトチョコ!!白い恋人用にオリジナルブレンドされたものなんです^^!!
ラングドシャとよく合う“甘さ”と“なめらかさ”が最高ですよね~♪40年以上愛されている理由がよくわかります。
「白い恋人」は、1976年(昭和51年)12月に発売を開始しました。ところで皆さん!!当たり前のように「白い恋人」と言っていますが、そもそも“何でこのような名前になったのか”知っていますか^^?
この商品名の由来は、ある創業者がスキーを楽しんだ帰りに「白い恋人たちが降ってきたよ!!」と何気なく発言したことで決定したんだそう・・・。これが「白い恋人」の始まりです!!
その方は、まさか自分の何気ない一言で、こんなに有名なお菓子が誕生するとは思ってもみなかったでしょうね^^スーパーなどで、白い恋人に似ているお菓子も販売されていますが、やはり“似ても似つかない美味しさ”があります。
「白い恋人」は“北海道限定発売”なので、発売後は、出張・旅行の際のお土産として人気が爆発!!
今では、年間およそ2億枚を売り上げるまで成長し「北海道のお土産といえば白い恋人」というところまでになっていますよね!!
「お土産の単品売り上げ」では、三重県の名物「赤福餅」に続く全国2位となり、「20世紀を代表する土産品」というアンケート結果は、「白い恋人」が見事1位なんですよ~。更に、1986年に「モンドセレクション」にて“金賞”を受賞することとなりました^^♪
いくら有名でも、美味しくなければ決して人気者にはなりません。昔から変わらない、その“美味しさの秘密”とは・・・
至ってシンプルなお菓子こそ、一つ一つの工程にも気を抜けません!!この「白い恋人」を製造するにあたって、生地に生クリームを加えるタイミングがほんの少しずれるだけでも、クッキーのサクサク感が変わってきてしまうのです。
その日の天気・気温・湿度によって、チョコレートなどの原料管理から、オーブンの温度調節まで変わるので、こまめなチェックがとっても大事!!“変わらないおいしさを守ること”それが白い恋人のこだわり^^!!
これから何年・・何十年と、変わらない美味しさで“北海道土産の定番”を守り抜いていってほしいものです。