味噌ラーメンを誕生させた元祖店!味の三平


北海道の歴史
北海道の歴史を時代毎に考察し、主な出来事を史実ごとに事実と共に個人の感想を織り交ぜながら紹介します。
◇昭和以降の北海道

北海道では、アイヌの人たちが和人によって、ひどい差別を受け続けていた明治時代。このたびは、そんな明治時代以降の出来事を紹介していきたいと思います。

味噌ラーメンを誕生させた元祖店!味の三平
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味噌ラーメンを誕生させた元祖店!味の三平

北海道で食べるラーメンといえば“味噌ラーメン”を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、実は1960年頃まで札幌も味噌ではなく醤油味が主流だったのを知っていますか^^?ということで今回は、いつから【北海道=味噌ラーメン】というイメージがついたのか・・というところに着目したいと思います。

味噌ラーメンを誕生させたのは、今でも人気の高いラーメン屋さん「味の三平」の商業者である「大宮守人(もりと)」氏。遥か昔になりますが、第二次世界大戦中は満州鉄道で運転士さんをしていました。その戦争も終わりを迎え、大宮氏は札幌でラーメンの屋台をし始めます。その時「味噌は体にいい」という持論があり、味噌汁をもとに研究を重ね1954年に“味噌味メン”を誕生させました。この情報を知ったからには、元祖味噌ラーメンのお店に足を運びたくなりますよね♪

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「味の三平」は、未だに人気のある老舗ラーメン屋さん。札幌観光にもチョイスさせる“大通公園”の近く、大型文具店「大丸藤井セントラル」4階にこのお店があります。老舗のラーメン屋さんということで“ひっそりとした場所の一軒家で営業している”というようなイメージをしてしまいますが違うんですね~^^

このお店で食べてほしいのは、もちろん「味噌ラーメン」

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味噌ラーメンのスープは、わざわざ新潟県から取り寄せている白みそを使っており、化学調味料は一切使用していません。そもそも「味噌は体に良い」というところから誕生した味噌ラーメンなので、とことん健康には配慮しているこだわりようです♪ラーメンの上には、サッと炒められた野菜がのっていて、シャキシャキとした食感がたまりません。優しい味わいのスープ、口当たりの良い麺とも相性抜群で、ペロリとたいらげてしまうでしょう^^

食べ盛りの若者や、男性の方には当たり前になっている【ラーメン+ライス】も実は、このお店から誕生したものなんだそう!この優しい味のスープには、温かい白いご飯がピッタリです!また、カウンターにはアクセントに欠かせない【辛味噌】が置かれているので、味変をしたい方は是非!どうぞ^^

毎日のように通っている地元のお客さんも多いので、開店前から行列ができていることも・・・!北海道旅行の際もせっかくならおいしいグルメを味わいたいですし、並んでも損はなし!!美味しい証拠ですよ~^^

味噌ラーメンを誕生させた、つい「ただいま~」と言ってしまいたくなるお店「味の三平」へ行ってみてくださいね~。


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